2013年9月1日日曜日

今日か明日かも

アニキが今日一日でまた一段と弱っており、
食事はもちろん、水もとうとう飲まなくなってしまいました。
シリンジで入れても飲み込んでくれません。

さっきできていたことが3時間後にはできなくなっている、そんな感じです。

クマ先輩とモコさんにも昨日からアニキに会わせてます。

モコさんはアニキにはどうしてもヤキモチ焼いていつも庭におしっこさせる時でも
ギャンギャン吠えまくっていたんですけど、さすがに衰弱しきったアニキを近くで見て
今日は心配していたようです。

クマ先輩は近寄るけどもう間もないことがわかるみたいで、そっと覗いて後ずさりしてました。

残ってる元気な2匹が無邪気に遊んで、モリモリご飯食べてるのを見ると、
一番食いしん坊のアニキがムグムグ何でも食べていたことを思い出して悲しくなります。

15年前、捨て犬だった仔犬のアニキ。 たぶん4か月くらいでした。

お腹すかせてさまよっているところを水をかけた人もいたと聞きました。
我が家の庭にアニキを呼び寄せたのは今は亡きサンでした。
仔犬のアニキはまっしぐらにうちの庭に入ってきて、ごはんをあげたら凄い勢いで食べ、
水まで大切にとっておこうと隠そうとました。
夜寝る時玄関のケージに入れて電気を消したら
寂しくて寂しくて吠えまくり、私のベッドの隣にケージを移動したら
プシューって鼻を鳴らして大きな寝息。 やっと寝てくれたんだよね。

うちの子は元全員捨て犬です。
お腹の中には色んな物食べて飢えをしのいでいたからか回虫がいっぱいいて、
凄い下痢していて、アニキも完全に元気な仔犬になれたのは一か月後でした。

その2年後に癲癇だということがわかって、投薬し続けたことで肝臓を悪くし、しまいには腎臓まで。

この2年で一番仲良しだったハロを亡くし、しぃくん、ホントのお母さん犬の様だったサンまで一度に亡くし、たった一匹病気と闘ってここまで頑張ってくれました。

ハロと一緒にいつも私たちを笑わせてくれた向日葵の様なアニキ。

最後の最後までずっと一緒です。
眠れなくたっていい、目を離さず傍に居続けます。

だって一番寂しがり屋さんだもの。